古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(28) 廃棄物の焼却温度

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
 令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 

問題28 廃棄物の焼却温度に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 廃棄物焼却炉における燃焼室内温度は,通常800~900℃程度に保たれている。
ダイオキシン類の生成を抑えるには,800℃以上が必要とされる。
③ 950℃を超えると焼却灰の溶融が起こり,炉壁や冷却装置などに付着する可能性がある。
④ 悪臭物質(アンモニアやメチルメルカプタンなど)や有害物質(ホルムアルデヒドやシアン化水素など)の分解には,700℃以上が必要とされる。
⑤ 750℃以下になると空気中の窒素と酸素が反応して,いわゆるThermal NOxが生成される。

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技術士会の正答は、⑤でした。

⑤ 不適切ですね。Thermal NOxは、高温になると発生しますので、一定温度以下で発生するという記述が不適切です。

 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。