2023-10-28 読書日記 地図と拳 小川哲著 読書 第168回直木賞受賞作 地図と拳を読みました。 日露戦争前から太平洋戦争後までの半世紀の間、満州にあった仮想都市にかかわった人々の物語でした。 様々な人が様々な視点で描かれており、中国人名の見慣れなさから再登場した人物を追うために、何度かページを戻ることになりましたが、625ページの超巨編を楽しませていただきました。 満州で起きた史実とフィクションを巧みに組み合わせてあり、大変楽しむことができました。