古賀恭一郎の日記

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読書

読書日記 地図と拳 小川哲著

第168回直木賞受賞作 地図と拳を読みました。 日露戦争前から太平洋戦争後までの半世紀の間、満州にあった仮想都市にかかわった人々の物語でした。 様々な人が様々な視点で描かれており、中国人名の見慣れなさから再登場した人物を追うために、何度かページ…

読書日記 月の立つ林で 青山美智子著

月の立つ林でを読みました。 いろんなことを抱えた人々が一つのポッドキャストで語られる月のお話を聞いて思い考える物語でした。 うまくそれぞれの章の主人公たちが緩くつながっている様子が読み取れて少しニヤっとしてしまいました。 新月は新しいことにト…

やさしさを忘れぬうちに 川口俊和作

やさしさを忘れぬうちにを読みました。 「コーヒーが冷めないうちに」、「この嘘がばれないうちに」、「やさしさを忘れぬうちに」の続編です。 実は本作は5作目だったようで、4作目を見逃しておりました。さっそく4作目も手に取りたいと思います。 さらっと…

読書日記 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート 東大ケーススタディ研究会著

地頭を鍛えるフェルミ推定ノート 読みました。 フェルミ推定自体を知らなかったのですが、統計も取られていないであろう数値を論理的な思考で概算する方法です。センスや経験値がものをいう方法ですが、推定を繰り返すことで精度が上がりそうですね。 市場調…

読書日記 密室狂乱時代の殺人 鴨崎暖炉著

「このミステリーがすごい!」大賞受賞のシリーズ作密室狂乱時代の殺人読みました。 とても面白く一気に読んでしまいました。最後に物語を通じた作者から読者へのトリックがあり、これも面白く読ませてもらいました。 正直まったく気づきませんでしたね。 た…

読書日記 縁切り上等!  新川 帆立著

縁切り上等!読みました。 作者のバイタリティに驚きます。どんどん新作を発刊されていて、それでいてすべてのヒロインのキャラ立ちがしっかりしています。本作も一気に読んでしまいました。 これだけ元気に書けるのは、才能なのかご本人も寝てらっしゃらな…

読書日記 われら闇より天を見る クリス・ウィタカー著

われら闇より天を見る クリス・ウィタカー著を読みました。 その感想です。

読書日記 プリンシパル 長浦京著

プリンシパルの感想です。

読書日記 SLAM DUNK1~31 井上雄彦著

映画が絶好調の、SLAM DUNKを一気読みしました。 映画が好調と聞き一度読んでみたかったコミック全巻を一気読みしました。 監督の名台詞があるのは知っていたのですが、こんなに初期に出ていたとは驚きました。それでも感動です。 終わり方にもいろんな意見…

読書日記 リバー 奥田英朗著

リバーを読みました。 十年前の河川敷で相次いで発見された遺体遺棄事件と同じ場所、同じ手口で再開されたところから物語は進みます。 限りなくクロに近い容疑者や、その容疑者を起訴できなかった元刑事、娘を殺された父親などが入り乱れた群像劇でした。600…

読書日記 リコリス・リコイルOrdinary days アサウラ著

アニメ発でマンガや小説、ラジオ、アニメ二期目など続々メディア化されているリコリス・リコイルOrdinary days を読みました。 ちょっと変わった現代の治安と秩序を守る組織DAに所属しているエージェントである女子高生風コンビが、織りなすバディエンタテイ…

読書日記 此の世の果ての殺人 荒木あかね著

第68回江戸川乱歩賞受賞作である此の世の果ての殺人を読みました。 滅びゆく日常の中で、ヒロインと正義感の強いバディが事件を解決します。 小惑星の激突が確定した世界で、人はどう生きていこうとするのか、を色々な視点で描かれています。また、この状況…

読書日記 コンサルが「最初の3年間」で学ぶこコト 高松智史著

コンサルが「最初の3年間」で学ぶこコト 読みました。 精神論も多めですが、実用的なスキル紹介が多く、考え方の参考にできました。 少し横文字が多くて都度調べないといけなかったりする点が煩わしいですし、社内で同じようなワードを使う人は煙たがられる…

読書日記 仕事で役立つ! PDF完全マニュアル[第2版] 桑名由美著

仕事で役立つ! PDF完全マニュアル[第2版] 読みました。 題名に惹かれて手に取ってみました。 設計部門に所属していると、図面などのドキュメント類が多く、それらを関係者とやり取りする際にPDFを利用しているのですが、実はどういった機能があるのかよく…

読書日記 君のクイズ 小川哲著

第76回 日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門] 受賞作である君のクイズを読みました。 クイズとは。を問う作品でした。 生放送のクイズ番組の決勝戦最後の問題で対戦相手が取った行動、ゼロ文字解答の理由を解き明かすミステリ(?)です。出題さ…

読書日記 汝、星のごとく 凪良ゆう著

本屋大賞を受賞した、汝、星のごとくを読みました。 生きることの自由さと不自由さを見事に描かれた作品でした。 大人になって、いろんな経験をしてから読んだことで、深さがわかりますね。 生きていると、いろんな不自由さを感じますが、そこに囚われてして…

読書日記 合理的にあり得ない2 柚月裕子著

ドラマ化もされた 合理的にあり得ないの続編を読みました。 引き続き、元弁護士の美人探偵と、なんでもこなす優秀な助手が様々な事件を解決する短編集です。3話ありどれも考えさせる話ばかりでした。 本作は前作よりもマイルドな仕上がりになっており、法令…

読書日記 名探偵のいけにえ 白井智之著

2023本格ミステリ・ベストの一位を獲得したという、名探偵のいけにえを読みました。 二日ほどかけて読み切りましたが、気が付くと深夜になっていたというくらい読み始めるとのめり込んでしまいました。それくらい面白い話です。 南米にあるガイアナという国…

読書日記 命綱なしで飛べ flying without a net トマス J.デロング著

命綱なしで飛べ flying without a netを読みました。 85ページにある図2.3 成長の逆三角形と行動が、本書のすべてを表していると言っても良いのではないかと思いました。ただ、その図だけを見ても表面しかわからないので、ぜひ一読してみてください。 年齢を…

読書日記 おいしいごはんが食べられますように 高瀬準子著

芥川賞受賞作で、おいしいごはんが食べられますように を読みました。 なんというか、普通の職場のお話なんですが、読み終えた今もまだ悶々としています。おいしそうな食べ物がそこら中に出てくるんですが、主人公の一人は食べることに頓着しない人で、一人…

読書日記 SGU警視庁特別銃装班 冲方丁著

SGU警視庁特別銃装班読みました。 現代日本を舞台にしつつ、増加した銃犯罪に対抗するために設立されたSGUという組織の物語です。 銃犯罪の増加以外はとてもリアルで、しかも書き手は記者のようでしたので、ノンフィクションを読んでいるかと勘違いしそうで…

読書日記 魔女と過ごした七日間 東野圭吾著

魔女と過ごした七日間 (ラプラスの魔女シリーズ)読みました。 ラプラスの魔女がすでに思い出せない状態なのですが、ヒロインはここまでお姉さんだったのか、時間がたったのか以前は少女だったような気がしましたが、面白いからなんでも良いやって感じで読み…

読書日記 殺しへのライン アンソニー・ホロヴィッツ著

メインテーマは殺人の三作目である殺しへのラインを読みました。 今回も著者自らが、物語に登場し探偵ホーソーンとともに一作目「メインテーマは殺人」の宣伝のため、フェスが開催される島に乗り込みます。 前作同様、今回も著者が知れたことは、余さず読者…

読書日記 ポケットMBA 財務諸表分析 グロービス著

財務諸表分析 読みました。 以前から興味のあったMBAについて、会計の中でも財務諸表の読み方を学びたいと思い本書を手に取ってみました。 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書に種々の財務指標とその見方を簡易的に難しい言葉を使わず説明して…

読書日記 夜明けのすべて 瀬尾まいこ著

「そして、バトンは渡された」の著者が書く夜明けのすべてを読みました。 パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱える男女の物語です。厳しい境遇にある二人も心のやさしさに触れる機会があるという物語です。 パニック障害を持つ知人がいますが、一緒に居る…

読書日記 恋とそれとあと全部 住野よる著

君の膵臓を食べたいの作者の作品で、恋とそれとあと全部を読みました。 高校生同士の純粋な恋愛小説でした。こんな恋愛してみたかったと今更ながら思いながら、私はかなりめんどくさいので、こんな恋愛できなかっただろうなとも思い読み進めました。 主人公…

読書日記 わたしの幸せな結婚1~6 顎木あくみ著

実写映画化、アニメ化と続々メディア化されているわたしの幸せな結婚 を読みました。 明治、大正期を思わせる背景と、少しファンタジーな世界観に生きる和製シンデレラのお話です。ヒロイン美世は名家に生まれましたが、母も早世したことから、継母と腹違い…

読書日記 川のほとりに立つ者は 寺地はるな著

川のほとりに立つ者は を読みました。 当たり前という言葉が好きになれません。 そんな私がとても共感できる物語でした。心の描写が緻密でリアルで、あぁこんな風に思う人もいるんだな。と知ることができました。 謎があり、解くこともありますが、それより…

読書日記 名探偵のままでいて 小西マサテル著

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の名探偵のままでいて読みました。 いわゆる安楽椅子探偵のミステリものです。今まで、安楽椅子探偵ものは読んでこなかったのですが、これがなかなか良いですね。 孫娘が持ち込む謎を椅子(リクライニングチェアです…

読書日記 密室黄金時代の殺人 鴨崎暖炉著

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の密室黄金時代の殺人読みました。 アリバイのある人間は、どんなに状況が悪くても有罪とならない。それは殺人を犯すことが不可能だからである。であれば、密室内で行われた殺人も犯人が出入りできることを証明できな…