古賀恭一郎の日記

コツコツと自分のこと、感じたことを書いていきたいと思います。

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(5)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成28年技術士二次試験 総合技術監理部門択一問題の解答解説っぽいことをはじめてみます。
7月の試験に向け勉強しつつ、記録を残していきます。ともに頑張りましょう!
 
問題5 つぎのPERTにおける図で,線の上のA~Gの記号は作業を,括弧内の数値は作業時間を示している。いま,総所要時間(最終作業の最早終了時間)を3時間短縮する 必要がある。短縮することが可能な作業は,B,C,Gであり,それぞれ1時間の短縮当 たり5万円,4万円,6万円の費用がかかる。このとき最も短縮費用を安くする方法として適切なものはどれか。

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問題5 PERT
① Bを1時間,Cを1時間,Gを1時間短縮する。 
② Bを1時間,Cを2時間,Gを1時間短縮する。 
③ Bを0時間,Cを0時間,Gを3時間短縮する。 
④ Bを1時間,Cを3時間,Gを0時間短縮する。 
⑤ Bを1時間,Cを2時間,Gを0時間短縮する。
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技術士会の正答は、でした。
クリティカルパスを都度考えてみます。
ルート1:C→F→G=18時間
ルート2:C→D→E=17時間
ルート3:A→B→E=16時間
(1)ルート1がクリティカルパスですので、最も安価なCを1時間短縮します。(総時間17時間)
(2)ルート1、2がクリティカルパスとなりますので、共通するCを1時間短縮します。(総時間16時間)
(3)ルート1、2、3がすべて16時間となりますので、安価なCとルート3で短縮できるBをそれぞれ1時間短縮します。(総時間15時間:マイナス3時間)
 
(1)~(3)の結果を合計すると、
Bが1時間、Cが3時間の短縮すると安価に対応できます。④とも一致します。

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(4)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成28年技術士二次試験 総合技術監理部門択一問題の解答解説っぽいことをはじめてみます。
7月の試験に向け勉強しつつ、記録を残していきます。ともに頑張りましょう!
 
問題4 経済性管理で用いられる数理的手法に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
 
数理計画問題において,変数のとりうる値が連続的なものと整数など離散的なものとでは,一般には後者の方が解の候補が制限されるので解くのが容易である。 ② 所与の制約条件の下で複数の目的関数を最大化又は最小化するような多目的最適化においてパレート最適解を考える場合,最良解の決定は意思決定者の選好によらざるを得ない。 
シミュレーションのためのモデルを構築する際には,スピーディーに意思決定できるよう,極力精緻なモデルを作成した上でモデルから得られた解答をそのまま実務に使うことが望ましい。
日程計画におけるスケジューリングは,作業部署ごとの日程計画や作業順序の決定を通じて,納期日を決めるためのものである。 
数理計画問題をはじめとする最適化手法は,問題の構造など理論的な背景を理解するために必要な一方,現実の問題を解くために使用されることはなく,実用に供する解を得たい場合にはシミュレーションを用いる。
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技術士会の正答は、でした。
①不適切です。青本P63に記載。連続的なものより整数のものでは、後者のほうが解くことがはるかに難しくなります。
③不適切です。青本P62に記載。「モデルから得られた解答をそのまま実務に使う」のではなく、モデルの妥当性などを検証し慎重に行う。また、「極力精緻なモデルを作成」すると、計算時間が増えるので、バランスを考える必要がありますね。
④不適切です。青本P33に記載。「投入日と納期日などのオーダを前提とし、作業部署毎の日程を設定すること」
⑤不適切です。青本P63に記載。現実的な問題を解くために使います。

読書日記 戦略参謀 稲田将人著

戦略参謀を読みました。

 

もともとマッキンゼーや紳士服のaokiにいらっしゃった著者が書かれた物語です。ストリーから入れるのですいすい読みやすかったですね。

さらに、”経営企画”という部門がテーマになっていることもあり、経営の一端を見ることができ、有意義でした。

 

私の所属する企業にも”経営企画”という部門がありますが、普段から何をしているのかよくわからないというのが、正直な感想でした。関係の有無にかかわらず、企業内の各部門のことを理解したいと思い、ツイッターでも紹介いただいた本書を手に取ってみました。総合技術管理部門との親和性も高いと考えています。

この本を読むことで、経営企画という部門が、経営者の参謀、懐刀として機能していることがよくわかりました。また、”企画”というものについてもよく理解できました。

ですので、さっそく自社にいる戦略参謀たちの声に耳を傾けていて、経営者が進もうとしている方向を正しく理解することに注力しています。

読んでみてよかったですね。著者のもう一冊の「戦略参謀の仕事」についても、近いうちに手に取ってみたいと思います。

 

 

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(3)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成28年技術士二次試験 総合技術監理部門択一問題の解答解説っぽいことをはじめてみます。
7月の試験に向け勉強しつつ、記録を残していきます。ともに頑張りましょう!
 
問題3 Webを用いてオンラインで商品を売るビジネスを展開したい。事業開始に必要なのはWebシステムの構築費用のみであり,年初に200万円を必要とする。3年間は同じ商品・ビジネスモデルが可能と予測しており,この200万円の資金を3年間で回収したい。3年とも同額の利益を年末に得ることを条件としたとき,資金回収が可能となる1年間あたりに最小限必要な利益に最も近い値はどれか。ただし年利率は3%であるとする。
① 63万円
② 65万円
③ 67万円
④ 69万円
⑤ 71万円
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技術士会の正答は、でした。
利益をxとした場合、
1年後xを現在価値に換算
=x/1.03
2目後xを現在価値に換算
=x/1.03^2
3年後xを現在価値に換算
=x/1.03^3
これらの現在価値の合計が200万円となるには、
200=x/1.03+x/1.03^2+x/1.03^3
  =x/1.03+x/1.061+x/1.093
が成立する必要があります。
ここから、総当たりでxに代入して200に近づけば答えが導けます。特に、真ん中の③から手を付けると、計算回数が減ってお得です。(③の解が200より小さければ、④or⑤が正解となります。)

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(2)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成28年技術士二次試験 総合技術監理部門択一問題の解答解説っぽいことをはじめてみます。
7月の試験に向け勉強しつつ、記録を残していきます。ともに頑張りましょう!
 
問題2 生産方式及びそのサプライチェーンマネジメントへの応用に関する次の(ア)~ (オ)の記述のうち,不適切なものの数はどれか。
(ア)生産システム全体にプッシュ型生産方式を採用すると,需要に変動がある場合に効率的となる。
 (イ) JIT生産方式の基本システムである「かんばん方式」では,外されている「引き取りかんばん」の数だけ部品を生産することにより,在庫量を最適化する。
(ウ)サプライチェーンマネジメントにおいて管理の対象となる工程は,原材料の調達から生産,出荷,流通までであり,販売は対象とならない。
(エ)制約条件の理論(TOC)によれば,ボトルネックより前の工程ではプッシュ型生産方式により,後の工程ではプル型生産方式により生産を行う。 
(オ)JIT生産方式が日本の自動車業界で成功したのは,この生産方式を部品メーカーなど関連する多くの会社にまで普及させることができたからである。
① 1
② 2
③ 3
④ 4
⑤ 5
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技術士会の正答は、でした。
(ア)不適切です。「需要に変動があるときには、既に作ってしまった部品や仕掛在庫が無駄になることが多く、効率が悪い。」のです。青本P45に記載があります。
(イ)不適切です。「 生産指示かんばんの数だけ部品を生産」するんですね。 青本P44に記載があります。
(ウ)不適切です。「原材料の調達から生産、出荷、流通、販売、さらには回収まで」ですね。青本P45に記載があります。
(エ)不適切です。「後の工程ではプッシュ型生産方式により,前の工程ではプル型生産方式」をとるんですね。青本P45に記載があります。
なお、TOCエリヤフ・ゴールドラットの小説「ザ・ゴール」に理論体系が公開されており、とてもわかりやすいです。
(オ)適切ですね。青本P44に記載があります。