下町ロケットゴースト 池井戸潤作
下町ロケットゴースト読みました。
今回もやっぱり熱い話でした。
技術職として今回のテーマも大変面白く一気に読んでしまいました。
さらには2018年秋にも本作の続きであるヤタガラスが刊行されます。こちらもとても楽しみです。
<追 記>
下町ロケット ヤタガラスの発売日が9/28に決定しましたね。
新規販売品目を増やすというチャレンジをする。これってとてつもない決断だと思います。新トランスミッションはどうなるのか?さっそく予約しました。楽しみです。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/07/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
以下ネタバレです。
気になった点としては、相手企業が公知の技術を権利化できたところです。
審査請求を出した後、だいたい(私の経験上ですが)拒絶理由通知をいただきます。
そのあと、意見書と手続補正書を提出して、OKならば特許査定をいただき、年金納付後に登録という流れになります。
NGの場合は、拒絶査定をもらいます。
ですが、拒絶理由通知は公知の技術による理由が多いので、今回のお話の場合、公知の技術が審査官の目に留まればどんな補正を行っても特許査定をもらうのは難しいと思ってしまいました。
と、ここまで考えてみて、上記を物語で説明すると無粋で長ったらしいので割愛したのかな?とか、別の物語があるのかも?と思ってそれはそれで楽しんでます(笑)
<2018/9/27追記>
本日、下町ロケット ヤタガラスが販売開始されましたね。
手元に届くのが楽しみです。