読書日記 検事の本懐 柚月裕子著(佐方貞人シリーズ)
検事の本懐を読みました。
最後の証人で劇的な法廷劇を魅せてくれた佐方貞人の検事時代や学生時代、父親の有罪などが描かれている物語です。こうして佐方貞人が形作られてきたことがよくわかります。
本作は短編集で、床に就く前にちょっと読むには最適な長さでした。
技術士の口頭試験では、経歴の中で自らの専門性をどのように成長させてきたかをアピールしましたが、この物語も佐方検事の人間性や成長がわかりやすく描かれており、成長過程の大切さについて得ることができました。
シリーズは4冊目まで発行されています。次は検事の死命を読みたいと思います。