古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(5) 音

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
 

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。

 

問題5 音に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

 

① 空気中の音速は,温度が高くなるにつれて速くなる。
② 無指向性の点音源から発する音の強さは,距離の2乗に逆比例する。
③ 周波数が2倍の音は,元の音より1オクターブ音程が高く感じる。
④ 透過率の高い壁の音響透過損失は大きい。
⑤ 最適残響時間は,室の容積が大きいと一般に長くなる。

 

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技術士会の正答は、④でした。

下URLからも、透過率と音響透過損失が逆数の関係にあることがわかりますね。

http://old.acoust.ias.sci.waseda.ac.jp/publications/koyasu/k22.pdf

(遮音・吸音材料の基礎事項より)

 

一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。

頑張ってください。