平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(6)室内の熱・空気環境
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
問題6 室内の熱・空気環境に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 睡眠時における体表面積1.7m^2の成人男子の代謝率は100W程度である。
② 人間の感覚を表す量(感覚量)は,そのもととなっているものの濃度やエネルギー量 (物理量)と対数の関係にあることが多い。これをウェーバー・フェヒナーの法則という。
③ タバコ煙は,主流煙、副流煙, 吐出煙の3つに分類され,受動喫煙のもととなる副流煙と吐出煙を合わせて環境タバコ煙という。
④ 衣服による断熱力(熱抵抗)として, clo(クロ)値が用いられ,その値は1[clo]=0.155[m^2K/W] である。
⑤ ホルムアルデヒドの室内許容濃度の指針値は,0.1mg/m3である。
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技術士会の正答は、①でした。
単位体表面積当たり基礎代謝基準値|生活習慣記録機「ライフコーダ」FAQ一覧|FAQ|製品・サービス|株式会社スズケン
で20~29歳男性を対象とすると、
37.5kcal/(m^2・h)
1.7m^2の体表面積があるので、
37.5×1.7=63.75kcal/h
W換算するために、0.8604で割ると、
63.75/860.4=74.1Wと違いますよね。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。