古賀恭一郎の日記

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読書日記 本と鍵の季節 米澤穂信著

本と鍵の季節 読みました。

 

「満願」、「王とサーカス」でそれぞれ三つのミステリランキングで1位を獲得し史上初の二年連続三冠を達成された米澤先生の新作です。アニメ、マンガ好きの私としては「氷菓」から米澤先生を知りました。「氷菓」はアニメファン、マンガファンにも人気ですね。アニメのシリーズ構成を担当された賀東招二氏は、私も大好きだった、とあるライトノベルの原作者でもあったので、そのつながりで米澤先生の様々な作品を読んでまいりました。

「満願」は全体的におどろおどろしいストーリーが多く、どちらかと言えば「氷菓」の方が好みだ、という読者の方にはおススメな作品です。残念ながら可愛い娘は出てきません。

 

それでも、さわやかでほんのりビターという表記に、私は疑問を感じます。

これがほんのりビターなら私は相当な甘党になってしまうでしょう。ほろ苦いというレベルではないように感じました。どちらかというと、米澤先生の作品は、ほろ苦いというよりガチ苦いという風に私は思ってます。(氷菓が特異?)

 

他の読者の方はどういった感想をお持ちなのでしょう?機会があれば拝見してしてみたいと思います。

本と鍵の季節 (単行本)

本と鍵の季節 (単行本)

 

 

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(11)労働基準法に基づく労働時間休日

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題11 労働基準法に基づく労働時間休日に関する次の記述の,[ア]~[オ]に入る数字の合計値として最も適切なものはどれか。
 
使用者は,原則として,労働者に,休憩時間を除き1日に[ア]時間,1週間に[イ]時間を超えて労働させてはならない。
使用者は,労働者に対して,毎週少なくとも[ウ]回の休日か,4週間を通じ[エ]日以上の休日を与えなければならない。
使用者は,原則として,労働者が,6カ月以上継続勤務し,その6カ月間の全労働日の8割以上を出勤した場合は,[オ]日(継続又は分割)の有給休暇を与えなければならない。
 
① 63
② 68
③ 71
④ 73
⑤ 78
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、でした。
[ア]8時間 青本P76参照。
[イ]40時間(8時間×5日)青本P76参照。
[ウ]1回
[エ]4日
[オ]10日

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(10)我が国の労働経済の動向

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題10 平成27年労働経済の分析(厚生労働省:労働経済白書)の中で,我が国の労働経済の動向に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 2014年度平均で完全失業率は17年ぶりの低水準となり,有効求人倍率も23年ぶりの高水準となるなど,雇用情勢は着実に改善が進んでいる。 
② 我が国の労働生産性を欧米諸国と比較すると,上昇率,水準とも遜色ない。
③ 1990年代半ば以降,労働者の総実労働時間はパートタイム労働者比率の上昇等により減少しているが, パートタイムを除いた一般労働者の総実労働時間は大きく変化していない。
④ 労使双方への調査によると,所定外労働時間が発生する理由としては,業務の繁閑が激しい,突発的な業務が生じやすい,人手が不足している,などを労使ともに多く挙げている。 
⑤ 人口が集積し,人口密度が高い地域ほど,労働生産性の水準が高いという関係がみられる。
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、でした。
①適切です。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/15/dl/15-1.pdfにおいて、「はじめに」で記載あり。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/18/dl/18-1.pdf平成30年度の分析でも、さらに改善している。
②不適切ですね。水準は諸外国と比較して低いです。(上URLのP94)
平成30年でも同じ傾向である。平均的な上昇率だが、過去に比べて、鈍化しています。
③適切です。(上URLのP144にグラフがあります。)平成30年度において、パートタイム労働者はいったん横這いの様子です。
④適切です。(上URLのP131)
⑤適切です。(上URLのP195)

読書日記 サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 三戸政和著

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさいを読みました。

 

設計職について十数年になりましたが、将来の漠然とした不安から、技術士資格を取ったり、勉強会に出たりをしてなんとか将来も生きていける術を探しているところで、本書を紹介してもらい読んでみました。

著者の純粋な想いはとても共感できます。わが国が抱える多くの中小企業の継承問題について、ひとつの解を出されているという点ですばらしい著作だと考えております。

ただ、後半の錬金術は、少し簿記をかじった程度の私では理解できない(騙されそうというセンサーが動き続けている)状態で、手を出すべきではないと判断しました。

まだまだ、勉強不足を感じてます。

良いと思った本書のポイントを抜き取り、これからは取引先との関係性について見直してみたいと思います。

 

 

 

平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(9)働くことへの動機付け

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題9 働くことへの動機付けに関する次の(ア)~(エ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
 
(ア) マズローは,人間の欲求には5段階あるとし,それは物質的欲求,安定欲求,連帯欲求,周囲からの尊敬欲求,自己実現欲求であるとした。
(イ) 人間行動のモデルとしてマクレガーのX理論をとる管理者は,部下はもともと仕事が嫌いでできれば仕事を怠けたいと思っていると考え,部下に対して事細かに指示し,任せるということをしない。
(ウ) 働くことの動機付けには,労働意欲,達成意欲,協調意欲を引き出すためのインセンティブを与えることが重要である。
(エ) 成果主義を企業に取り入れると,個人が行った行動に対してのフィードバックが短期的かつ明確にされ,他者との評価・処遇が開く場合が多くみられる。
 
① 0 
② 1
③ 2
④ 3
⑤ 4
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、でした。
(ア)青本P70参照。で適切です。
(イ)青本P70参照。で適切です。
(どうでもいいのでしょうが、青本はマレガー/本問はマレガーでした。^^;)
(ウ)青本P70参照。で適切です。
(エ)こちらは、本問の正答が⑤→④に訂正された原因となってます。誤りとなってますね。