読書日記 ルパンの娘 横関大著
ルパンの娘を読みました。
たまたま立ち寄った本屋で、文庫本売り上げ1位となっていた本著を手に取ってみました。
面白い。ラブコメ要素とミステリー要素があり、両方楽しめます。また、ラストで回収される伏線が、いろんなところに仕込まれてますので、二度読みもおすすめですね。
ラストは驚きのどんでん返しでした。読後スッキリできる、こういう本はとても好きですね。
ヒロインの三雲家は泥棒一家。お相手の桜庭家は警察一家という設定です。警察官の場合、採用時に家族親族に犯罪歴が無いか調査されるという話でしたが、警察官の結婚相手が一般人でも同じように調査があるようです。
そのため、泥棒の娘であるヒロインが警察一家の男と結婚するにはとても高いハードルを越えなければなりません。どうやって越えていくのか。この本はそういった点でも楽しめます。