古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一(18)公差

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
来年度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。 
 
問題18 公差に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 普通公差は寸法公差のみに用いられ,図面の中でJISの規格記号とその公差等級を指示すれば,その範囲内の公差は指定しなくてもよい。
② 幾何公差は,形体の形状,姿勢,位置及び振れを規制する特性を表し、平行度, 直角度などがその例である。
③ 穴(内側形体)と軸(外側形体)の間で,すきま又はしめしろが問題となる場合,両者の許容域の関係をはめあいという。
④ 呼び寸法が等しい軸と穴のはめあいには,はめあいの等級によって,すきまばめ,中間ばめ,しまりばめの3つがある。
⑤ はめあいでは穴基準,軸基準の両方の公差が規格化されているが,軸に比べて穴のほうが加工や測定が難しく、穴基準を用いる場合が多い。

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技術士会の正答は、①でした。
 
JISB0405-1991では、適用範囲として「長さ寸法および角度寸法に対して~中略~規定する。」
とありますね。