令和元年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(29) 廃棄物の選別技術
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
問題29 廃棄物の選別技術に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
① ふるい選別には、トロンメルや振動ふるいなどの方式があるが,いずれも選別精度が高く効果的な選別ができる。
② 渦電流選別は,鉄が除かれた混合ごみから,非鉄金属とプラスチック等の電流を通さない(非導電性)物質を選別する技術である。
③ 磁力選別は選別精度が高いため、金属類と有機系のごみとの混合ごみからでもダスト等の混入のない高純度の資源を得られるので,それらをあらかじめ分別等をしておくことはない。
④ 手選別による廃棄物の選別は,コスト, 効率の点で不利なので,今日の我が国の廃棄物処理では,ほとんど行われていない。
⑤ 比重差選別はごみの比重の違いで選別する方法であり,廃棄物処理では液体中での比重差で分離する方法が一般的である。
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技術士会の正答は、②でした。
② 適切ですね。
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/ninja/097のページがとてもわかりやすく解説されていました。