古賀恭一郎の日記

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7月23日 埼玉県熊谷市で最高気温 41.1℃と記録更新!!

題名の通りです。

気温ってコンマ1℃を測ることができるんだな。っていうのが私の感想でして、熱工学の技術士として、どうやって計測しているのかが気になりました。

少し調べてみたので、記録として残します。

 

気温を測るといえば、小学校に百葉箱があったのを思い出します。

木でできた白い箱の中に、棒状温度計が入っているアレですね。

 

あれは、日射や照り返しの影響を防ぐため、ああいう形になってます。

まさか全国の気温データをあの百葉箱ひとつひとつ確認して発表しているとは思えないので、別の方法を取っていると思われます。

一つ一つ見てたら時間もかかりますし、視差の影響も出そうです。

 

またまた、ググってみたところありました。

 

気象観測の手引き

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kansoku_guide/tebiki.pdf

 

第3章にて気温が述べられていますね。

・計測地点には芝が植えられており、日射の照り返しを防ぐ。

・単位にはセルシウス度(℃:セ氏)

・白金抵抗温度計やガラス製温度計があるが、白金抵抗温度計が1970年代より用いられる。連続計測が可能となる。

・放射熱からの隔離するため、自然通風式(百葉箱)や強制通風式が用いられている。

 

このように、芝の上で計測してますので、アスファルトの照り返しがあるところではさらに高い気温になっていると思われます。

また、

気象庁 Japan Meteorological Agency

から、一時間の気温を計測し平均しているため、当時の熊谷市は瞬間的には41.1℃を超えている可能性もありますね。

一番気になっていた、分解能(コンマ1℃を読み取れるのか?)も、白金抵抗温度計を使っているのならば納得です。

 

と、本日は身近な「気温」について調べてみました。