古賀恭一郎の日記

技術士一次、二次試験についていろいろ書いていきたいと思います。

平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(8) 換気量と湿度

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
 

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。

 

問題8 室内外の換気量が100m^3/hのときに, 室内の絶対湿度が8g/kg(DA)に保たれている状態での室内水蒸気発生量に最も近い値はどれか。ただし,室内は除湿器によって50g/hの除湿がなされており,室温と外気温度は共に20℃, 外気絶対湿度が3g/kg(DA),空気密度ρ=1.2kg(DA)/m^3とする。

① 1010 [g/h]
② 650 [g/h]
③ 600 [g/h]
④ 550 [g/h]
⑤ 470 [g/h]

~~~~~~~~~~

 


技術士会の正答は、②でした。

こういった問題は、図を描くことをおススメします。

f:id:kyoichirhokogajpemecha:20190815204549p:plain

問題整理

まず、換気量は
100m^3/h×1.2㎏/m^3=120㎏/h
です。そして、室内が8g/kg(DA)に保たれているのですから、排出している空気の絶対湿度も8g/kg(DA)となります。
つぎに、導入している空気の絶対湿度が3g/㎏(DA)ですので、差分が換気によって排出されていることになります。
(8g/㎏-3g/㎏)×120㎏/h=600g/h
除湿量50g/hと合わせて
X=600+50=650g/h
となりますね。

 

一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。

頑張ってください。