古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士一次試験 機械部門択一(9)平面応力状態における応力成分

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。
 
平成29年度 技術士一次試験 機械部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の機械工学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
 
問題9 平面応力状態における応力成分に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 純粋せん断の応力状態では,主応力の和は零である。
② 主応力が作用する面と主せん断応力(最大せん断応力)が作用する面のなす角度は、45度である。
③ 主応力の差は,主せん断応力(最大せん断応力)に等しい。
④ 垂直応力成分の和は,座標系の取り方によらず一定である。 
⑤ 等二軸引張りの応力状態では,どの方向の面においてもせん断応力成分は零である。
~~~~~~~~~~

 

技術士会の正答は、③でした。
 
③ モールの応力円を頭に描ける人は強いかもしれませんね。
 単純せん断の場合は、主応力=主せん断応力ですから、この文は成立しませんね。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。