古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(23)第4次産業革命

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度技術士二次試験総合技術監理部門を受験しました。

結果は不合格でしたが自分のためにも、択一問題の解答と解説をまとめておきます。

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

問題23:IoT,ビッグデータ人工知能等の技術革新による,いわゆる第4次産業革命に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。


① 第4次産業革命とは,農業等の第1次産業,建設業等の第2次産業,小売業等の第3次産業に続く,新たな第4次産業を創出する変革のことをいう。
② 第4次産業革命は,産業に関する変革が対象であり,スマートハウスにより快適・便利な暮らしが実現できる等の社会生活に関する変革は,第4次産業革命の対象ではない。
③ 第4次産業革命の事例である「シェアリングエコノミーサービス」とは,高い市場シェアを獲得することで標準たる地位を獲得して提供される安価なサービスのことをいう。
④ 日本では全国の駅やコンビニ等で、安心して24時間利用できるATMの利便性があり,決済送金サービス等の「フィンテック」の普及度合いで日本が欧米をリードしている。
⑤ 第4次産業革命により, 個々にカスタマイズされた製品・サービスの安価な提供,既に存在している資源・資産の効率的な活用,人工知能やロボットによる労働の補助・代替等が可能となる。

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技術士会の正答は、⑤でした。(私は間違えました。)

 

①経済財政白書平成29年

第1節 第4次産業革命のインパクト - 内閣府

第4次産業革命とは、18世紀末以降の水力や蒸気機関による工場の機械化である第1次産業革命、20世紀初頭の分業に基づく電力を用いた大量生産である第2次産業革命、1970年代初頭からの電子工学や情報技術を用いた一層のオートメーション化である第3次産業革命に続く、IoT及びビッグデータやAIなどのコアとなる技術革新を指す。

②上URLより、対象であることがわかります。

③上URLより、「シェアリングエコノミーサービス」とはインターネットを通じて、サービスの利用者と提供者を素早くマッチングさせることにより、個人が保有する遊休資産(自動車、住居、衣服等)を他者に対して提供したり、余った時間で役務を提供するサービスである。

フィンテックに関する現状と金融庁における取組み

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/4th_sangyokakumei_dai4/siryou1.pdf

4枚目のスライドから欧米の普及率が高いことがわかります。