古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(12)排煙設備

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題12 排煙設備に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 排煙設備の設置義務や技術基準は,建築基準法及び消防法に定められている。 
② 火災が拡大して火災室より廊下へ流出した煙は、煙と空気の2層を形成しながら流動する。
③ 用途区画は,居室・廊下・階段の間に防煙区画を設け,在室者がより安全度の高い所に避難できるようにするための区画である。 
④ 竪穴区画は,煙の侵入を防止することが重要であり,排煙する設備は設けない。 
⑤ 加圧防煙方式とは,避難計画上の重要な空間に新鮮空気を供給して内圧を高め,煙の侵入を防ぐ方式である。
 
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技術士会の正答は、③でした。
 
「用途区画」というキーワードが探しきれませんでしたが、「異種用途区画」であれば、防煙ではなく延焼防止が目的のようです。
(ArchiLink 異種用途区画の基本と4つのポイント より)
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。