令和元年度(再) 技術士一次試験 衛生工学部門択一(5) 日射及び日射調整
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題5 北緯35度の地点の日射及び日射調整に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 南鉛直面の終日日射量は日射を遮蔽したい夏至のときに最小となる。
② 大気透過率が大きいほど,直達日射が強く,逆に天空日射が弱くなる。
③ 北鉛直面は,年間を通じて日照を受けない。
④ 東西鉛直面の日射は日の出・日没付近の,太陽高度の低い状況に対応しているので,日射の調整には庇以外のブラインドなどが必要となる。
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技術士会の正答は、③でした。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/faq/astro/sunrise.html(海上保安庁HP 日出没にまつわるはなしより)によると、北鉛直面でも日照を受けることになります。
ですので、③が不適切ですね。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。