古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一(7)内燃機関サイクル

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
来年度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。 
 
問題7 内燃機関とその基本サイクルに関する(ア)~(オ)の記述のうち、正しい内容の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
(ア)ガソリンのノッキングに対する抵抗性(アンチノック性)はオクタン価で表され,オクタン価が高いほどノッキングが起こりやすい。
(イ)エンジンでの燃焼において, CO, HCは、燃焼が不完全な場合に生成されるが,NOxは燃焼ガスが高温になることで生成される。
(ウ)ガスタービンでは,吸気温度が上がると最大出力が上昇する。
(エ)実際のデ、イーゼル機関では、上死点付近で噴射された燃料は,近似的に等積燃焼を行った後,等圧燃焼を行うサパテサイクルに近いものとなる。
(オ)ガスタービンサイクルの代表的なものはブレイトンサイクルであり、断熱圧縮,等圧加熱,断熱膨張,等圧冷却から構成される。
① アイウ
② アイエ
③ アウオ
④ イエオ
⑤ ウエオ
 

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技術士会の正答は、④でした。
 
(ア)オクタン値が高いとノッキングは起こりにくくなります。
(ウ)吸気温度が下がった方が出力が増加します。
   吸気冷却の参考資料です。