古賀恭一郎の日記

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令和元年度(再) 技術士一次試験 衛生工学部門択一(32) 地域循環共生圏の形成

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
 令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題32 地域循環共生圏の形成に向けて循環分野が実施すべき取組に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。 
① 廃棄物として処理されていないような地域内の未利用資源や資源ごみ等の地域資源,既存施設等を活用する。 
少子高齢化など、地域が抱える社会変化に対応した資源循環に取り組む。 
③ 資源採掘から製品化,流通,販売を行う企業(動脈)と,廃棄物等を収集・運搬,再利用する自治体等(静脈)が連携して,資源循環に取り組む。
④ 特定の拠点に循環資源を集中させ,多種な資源の性質に応じた処理方法を選択したり,同じ性状のものを集めて,まとめて転換処理を行う。 
⑤ コミュニティ単位あるいは市町村内での、できるだけコンパクトな地域内処理に取り組む。
 
~~~~~~~~~~

 

技術士会の正答は、⑤でした。
 
https://www.env.go.jp/seisaku/list/kyoseiken/index.html(地域循環共生圏の概要より)
抜粋
「地域循環共生圏」とは、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方です。
ということですので、補完し支え合うことを目指してますので、⑤は不適切ですね。
 

一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。