読書日記 残業学 中原淳著
残業学を読みました。
職場でも、後輩ができマネジメントの真似事を始めているのですが、私をはじめ後輩たちの残業が多く是正できないか効率化に取り組んでいます。
そんな中、Twitterで本書の紹介があり、手に取ってみました。
精神論ではなく、「残業」というモノに何が潜んでいて、どうやれば解決に導けるのか、大量のデータを元に考えられた講義形式の本でした。
常々、業務の中で業務処理能力が高い先輩方をよく見かけるのですが、今までにないトラブルに対しては、てんで解決することができないケースが多く、はたから見ていて、やきもきしていました。原因は、社内の常識に縛られており、社会的な常識や交流をしてない(残業が多くてできない)人たちだから、今と異なる解決法という発想ができない様子です。
社内で残業競争を繰り返して出世していくうちに、本来別手法であればあっけなく解決するであろう問題にあくせくしてしまい、問題解決能力に支障がきたしている私の職場に一石を投じる本となりそうです。
まずは、私のチームで実証してみて、効果を確認したのち、広めていきたいと思います。
ぜひ手にとっていただければ幸いです。
残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)
- 作者: 中原淳,パーソル総合研究所
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/12/12
- メディア: 新書
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