古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(1) 遮音

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題1 遮音に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 床の重量衝撃源に対する対策は,床仕上材であるカーペットや畳などの緩衝性の材料が効果的である。
② 透明ガラスを2重~3重にはめ殺しにした遮音窓は,できるだけ空気層を厚くとり,その吸音特性を空気層の共鳴周波数に同調できるとよい。
③ コインシデンス効果を生じる周波数は,入射波の角度が90°のときに最小となる。
④ 壁体の面密度が2倍あるいは周波数が2倍になるごとに,透過損失は6dB増加する。
⑤ JIS A1419-1に定める遮音等級において, D-55はD-40よりも遮音性能が高い。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
(防音対策.comより)表 床の諸条件と重量床衝撃音(LH)遮断性能の関係には、表面材の柔らかさは「ほとんど関係ない」と記載があります。
また、固くて重いほど遮音性能が高くなるとも記載があります。
 
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。