古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(2) 採光・照明

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題2 採光・照明に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 直射日光の色温度より,曇天光の色温度の方が低い。
② 昼光率は,正確には天空輝度分布の形によって異なるが,屋外の昼光の変動に関わらず,ほぼ一定と考えてよい。
③ 蛍光高圧水銀ランプは,白熱電球よりも一般に効率が高い。 
④ 750 lx以上の作業面照度を必要とするとき,作業周辺部の照度は500 lxとする。 
⑤ 出射する光束の,反射面の単位面積当たり,単位立体角当たりの大きさを、輝度という。
 
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
(株式会社ルクスHPより)
(引用)色温度とは、太陽光や自然光、人工的な照明などの光源が発する光の色を表すための尺度のことです。単位はケルビン(K)です。光源の温度や明るさとは関係ありません。
とありますし、色温度が高いほど寒色系の色を発するとのコメントからも、①が誤りと考えられます。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。