古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(10) 給水設備

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題10 給水設備に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 受水槽の有効容量は,水道事業者が断水時を考慮して指定要綱などで設計用給水量の4/10~6/10程度の容量を確保するところが多く,概算で1日の使用水量の1/2程度としている。
② 高置水槽容量は,揚水ポンプの能力との関係によっても異なるが,一般に1日の使用水量の1/3程度とすることが多い。
③ 貯水槽はすべての面から点検できるように水槽の上面に1.0m以上,側面と下面に0.6m以上の空間を確保して設置する。
④ 井戸を使っている住宅などで、井戸水の配管と水道配管を接続させることはクロスコネクションとなる。
⑤ 一般に給水管の給水圧力の上限値は,ホテル・集合住宅で300~400kPa程度,事務所・工場では400~500kPa程度として計画する。
 
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技術士会の正答は、②でした。
 
(空気調和・衛生工学会より)
1/10程度と概算されることが一般的だそうです。
使用量のピークとその時間、ポンプの揚水量に応じて、経済的なサイズを選定されているのですね。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。