古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(7)財務諸表

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題7 財務諸表に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
貸借対照表(勘定式)では,左側に資産の部,右側に負債の部と純資産の部が記載され,資産合計は負債・純資産合計に一致する。
損益計算書(報告式)では,はじめに売上総利益を計算し、次いで営業損益、経常損益などを経て,当期純損益の順に損益が計算される。
キャッシュ・フロー計算書には、営業活動、投資活動,財務活動のキャッシュ・フローが記載される。
貸借対照表(勘定式)における流動資産の総額は,同期のキャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の期末残高に一致する。
減価償却費は,現金支出をともなわない費用であるため,企業内部に減価償却費に相当する資金が留保される効果が生じる。
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技術士会の正答は、④でした。私は⑤と回答しました。
① 適切です。青本の表2-6参照。
② 平成30年度 問題8でも出ましたね。適切です。
青本2.4.5参照。適切ですね。
④ 青本2.4.5参照。キャッシュフロー計算書における最終的な数字は現金及び現金同等物の期末残高ということになり、これは貸借対照表における流動資産(現金・預金)に相当することが通常である。ということで、現金・預金ではなく総額という点が不適切なのですね。
⑤ 青本2.4.5参照。適切ですね。