古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(19)個人情報保護法

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題19 いわゆる個人情報保護法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
 
① この法律は、個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出並びに豊かな国民生活の実現などに資するという個人情報の有用性よりも、個人の自由な活動や名誉を保証するために個人情報の取扱い範囲を制限することを目的としている。
② 「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別できるものをいう。ただし日本に居住する外国人の情報は「個人情報」には含まれない。
③ 「個人情報取扱事業者」とは、個人情報データベース等を事業活動に利用している者をいい、国の機関、地方公共団体も含まれる。
④ 個人情報を取り扱うに当たっては、利用目的をできるだけ特定しなければならない。また、原則として、あらかじめ本人の同意を得ずに、その利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱うことは禁止されている。
⑤ 原則として、あらかじめ本人の同意を得ずに本人以外の者に個人データを提供することは禁止されている。委託、事業継承および共同利用に該当する場合も、第三者提供に該当するため禁止されている。
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技術士会の正答は、④でした。
①個人情報を活用することで、業務の効率化やサービスの向上を図るとありますので、間違いですね。
②個人情報とは生きている個人に関する情報とありますので、外国人を除くとは限りません。
③国の機関や地方公共団体については保護対象から除かれています。
⑤委託、事業継承および共同利用に該当する場合は第三者提供には当たりません。