古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(2)活動基準原価計算(ABC)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度技術士二次試験総合技術監理部門を受験しました。

結果は不合格でしたが自分のためにも、択一問題の解答と解説をまとめておきます。

皆様のお役に立てれば幸いです。


問題2:活動基準原価計算(Activity Based Costing:ABC)に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。


① 活動基準原価計算を実施する主目的は, 財務諸表を作成するための製品原価の算定をより正確に行うことにある。
② 活動基準原価計算は,製造業における直接費の増加を背景として注目された手法であり,非製造業への適用も可能である。
③ 活動基準原価計算では、製造間接費の各製品への配賦基準として,主に直接作業時間や機械時間が用いられる。
④ 活動基準原価計算は,一般に,伝統的な原価計算と比べて,少量生産品に製造間接費を少なく配賦する。
⑤ 活動基準原価計算におけるコスト・ドライバーの例として,部品数,段取り回数,検査回数,仕様書枚数,開発者数が挙げられる。

 

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技術士会の正答は、⑤でした。(私は間違えました。)

 

財務会計の説明ですね。

 青本、「1.3.2 総合管理技術としての管理会計」参照ください。

②間接費の増大ですね。

 青本、「2.4.2 活動基準原価計算」参照ください。

http://www.atstream.co.jp/pub/articles/pdf/price_5.pdf

 活動ドライバーで配賦します。

④上URLより、少量生産品に製造間接費を多く配賦する。