古賀恭一郎の日記

現在URL変更に伴い、「Not Found」ページが表示される可能性があります。お手数ですが、TOPに表示されている「古賀恭一郎の日記」をクリックしていただき、必要なページを探していただきますようお願い申し上げます。

令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(2)製品設計・製品開発に関する用語の説明

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題2 製品設計・製品開発に関する用語の説明として,次のうち最も適切なものはどれか。
 
① デザインイン:消費者の要望に適合する製品を設計・開発するために,企画部門がデザイン思考に基づいて製品を企画する活動。
② デザインレビュー:製品を市場に投入する直前に,製品が設計通りに生産されているかを審査する活動。
③ コンカレントエンジニアリング:複数の製品の設計・開発を同時並行的に進めることで設計・開発期間の短縮を図ること。
フロントローディング:初期の工程のうちに,後工程で発生しそうな問題の検討や改善に前倒しで集中的に取り組み,品質の向上や工期の短縮を図ること。
⑤ VE:製品の価値を,限界利益を生産時間で割ったものと定義し,限界利益を増加,又は生産時間を短縮することで価値の向上を図る手法。
~~~~~~~~~~

 

技術士会の正答は、④でした。私は④にしました。
① デザインイン
 顧客製品の仕様が固まる前の設計段階において、自社製品の採用を促進する営業活動。ですので、不適切ですね。 
 設計のプロセスで、ポイント毎に企画、開発、設計、製造、品質、購買などの関係者が一堂に集合し、満たすべき項目をそれぞれの観点から評価し、基準を超えている事を確認してから次のステップに進む方法であり、後工程からの手戻りを防止します。
とありますので、不適切ですね。 
③ コンカレントエンジニアリング
製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法。ですので、複数製品の同時開発ではありません。不適切ですね。
フロントローディング
記載の通りです。適切です。
⑤ VE(価値工学)
VE=「機能などの価値」/「コスト」ですので、不適切です。