古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(10)働き方改革

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題10 平成30年7月に公布された働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律に関する以下の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 時間外労働の上限が罰則付きで法律に規定され,法違反の有無は所定外労働時間の超過時間で判断される。
② 使用者は,10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対し,そのうち5日について,基準日から1年以内の期間に労働者ごとに,時季を指定して与えなければならない。
③ 使用者には労働者の労働時間を適切に把握する責務があり,労働時間の状況の把握は,タイムカードによる記録,PC等の使用時間の記録等の客観的な方法や使用者による現認が原則となっている。
④ 事業主は,前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間に一定時間の休息の確保に努めなければならない。
産業医を選任した事業者は,産業医に対し産業保健業務を適切に行うために労働者の労働時間その他必要な情報を提供しなければならない。
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技術士会の正答は、①でした。②と回答しました。
① 不適切です。 時間外労働の上限規制わかりやすい解説https://www.mhlw.go.jp/content/000463185.pdfのP3法改正のポイントに記載があります。法違反の有無は「所定外労働時間」ではなく、「法定外労働時間」の超過時間で判断されます。
② 適切です。 年次有給休暇の時季指定(厚労省https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/salaried.htmlより、記載の通りです。
③ 適切です。 ①URLのP8に記載があります。
④ 適切です。 勤務間インターバル制度https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/interval.htmlより、努力義務となってます。
⑤ 適切です。厚労省資料 https://www.mhlw.go.jp/content/000497962.pdf産業医の権限の具体化(改正安衛則第14条)に記載があります。