古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(40)自動車排出ガス環境基準の達成状況

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題40 平成22年度から平成28年度までの期間(以下,「対象期間」という)について,全国の自動車排出ガス測定局の有効測定局における環境基準の達成状況に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。なお,環境基準の達成状況については「大気汚染の状況 資料編」(平成26年度版,平成28年度版 環境省)に依る。
 
① 二酸化窒素については,対象期間を通じて環境基準の達成率が9割を超えており,平成28年度においても,ほとんどの局が環境基準を達成した。
浮遊粒子状物質については,対象期間を通じて環境基準の達成率が一貫して低下傾向を示し,平成28年度の達成率は約1割程度に留まった。
③ 微小粒子状物質については,環境基準の達成率が前年度を下回る年度はあったが,対象期間全体では達成率は向上傾向を示し,平成28年度の達成率は約9割となった。
④ 光化学オキシダントについては,対象期間を通じて環境基準の達成率が1割以下の極めて低い値で推移し,平成28年度は全ての局が環境基準を達成できなかった。
⑤ 二酸化硫黄については,平成28年度も含め,対象期間の全ての年度において,全ての局が環境基準を達成した。
 
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技術士会の正答は、②でした。(私は③を選択。)
① 自排局で99.7%ということで、適切ですね。
② 自排局で100%であり、昭和49年以降で初めて全ての測定局で環境基準を達成ということで、不適切ですね。
③ 自排局で88.3%(平成28年度)であり、改善傾向にあるため、適切ですね。余談ですが、北部九州地域や四国地方の瀬戸内海に面する地域では達成率が低い傾向であるということです。
④ 自排局で0%(平成28年度)であり、適切です。
⑤ 自排局とも100%であり、適切です。