令和元年度(再) 技術士一次試験 衛生工学部門択一(6) 音響出力
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題6 次の図(a)に示すように,音響出力W[W]の点音源から2m離れたA点の音圧レベルが65dBであった。図(b)に示すように,この音源の音響出力が2倍(2W[W]) になった場合,音源から4m離れたB点の音圧レベルに最も近い値は次のうちどれか。
① 56dB
② 57dB
③ 59dB
④ 62dB
⑤ 65dB
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技術士会の正答は、④でした。
音響出力が倍になると同地点音圧レベルは+3dBとなります。
距離減衰は3dBが距離の二乗に反比例します。距離は二倍になってますので、
1/2^2=1/4 となります。1/2で-3dBですので、-6dBとなります。
すべて足し合わせると、62dBとなり、解答④に一致しましたね。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。