古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(25)労働安全衛生法

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題25 労働安全衛生法に基づく次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
 
① 医師・保健師等によるストレスチェックの実施が,全ての事業者に義務付けられている。
ストレスチェックを実施した事業者は、医師等から労働者の検査結果を直接受領し確認して適切な就労上の措置を講じた後に,労働者に対して検査結果を通知しなければならない。
③ 事故や化学物質等による疾病,過労死は労災補償の対象とされているが,心理的負荷による精神障害等については,因果関係の特定が困難であるため,対象とされていない。
受動喫煙を防止するため,従業員50人以上の事業場では,喫煙室の設置が義務付けられている。
⑤ 重大な労働災害を繰り返す企業への対応として,改善計画の作成の指示や企業名の公表の仕組みが設けられている。
 
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技術士会の正答は、⑤でした。⑤と回答しました。
①不適切ですね。労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdfより、義務付けられている労働者数 50 人以上の事業場とあります。
②不適切ですね。ストレスチェック制度導入ガイドhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160331-1.pdfのP9参照。直接本人に通知することが決まってます。
③不適切ですね。①URLのP4より、労災認定されるケースが増加しているため、本制度が設立されたとあります。
④不適切です。通知資料 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000207336.pdfより、すべての事業者が対象となってます。
⑤適切です。労働安全衛生法の一部を改正する法律(平成26年法律第82号)の概要 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000094566.pdfスライドP5より、記載の仕組みが設けられました。