古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(30)JIS Q 31000:2010リスクマネジメント

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題30 「JIS Q 31000:2010リスクマネジメント-原則及び指針」におけるリスクマネジメントプロセス(下図)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① リスク特定は, リスクを発見,認識及び記述するプロセスであり, リスク源,事象,それらの原因及び起こり得る結果の特定が含まれる。
② リスク分析は, リスクの特質を理解し,起こりうる結果の大きさをリスクレベルとして算定するプロセスである。
③ リスク評価は, リスク及び/又はその大きさが,受容可能か又は許容可能かを決定するために, リスク分析の結果をリスク基準と比較するプロセスである。
④ コミュニケーション及び協議は, リスクの運用管理について,情報の提供,共有又は取得,及びステークホルダとの対話を行うために,組織が継続的に及び繰り返し行うプロセスである。
⑤ モニタリングは,要求又は期待されたパフォーマンスレベルとの差異を特定するために,状態を継続的に点検し,監督し,要点を押さえて観察し,又は決定することである。

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技術士会問題抜粋
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技術士会の正答は、②でした。②と回答しました。
① 適切ですね。
② 不適切ですね。
リスクレベルは起こりうる結果の大きさだけでなく、起こりやすさが含まれます。2016年度版はさらに不確かさやリスク源、結果、起こりやすさ、事象、シナリオ、管理策および管理策の有効性の詳細な検討が含まれる。とあります。
③ 適切ですね。
④ 適切ですね。 
⑤ 適切ですね。
現在はJISQ31000-2019が出ていますね。