平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(36)日本のエネルギー問題
こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。
問題36 日本のエネルギー問題に関する次の(ア)~(エ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
(エ) 太陽光発電により発電された電気を対象として一定の価格で電力会社が買い取る「固定価格買取制度」が日本でも2012年7月から開始され,2014年度からは風力,バイオマス等の全ての再生可能エネルギーにより発電された電気に拡充された。
① 0
② 1
③ 2
④ 3
⑤ 4
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、③でした。
この問題と正答が一致しませんでした。
技術士会は、問題についての問い合わせを一切受け付けないと宣言してますので、問い合わせることもできず、答えもふわふわしており、申し訳ございません。
(ア)不適切です。
リンク先の図4.10より、2013年ではドイツ、中国、イタリアに2014年ではドイツ、中国に敗れてます。
(イ)不適切です。エネルギー白書2018の集計結果から、2010年の化石燃料割合や依存度は8割程度あります。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2018html/2-1-1.html【第211-3-1】一次エネルギー国内供給の推移
(ウ)適切です。
9枚目のスライド参照。
(エ)不適切です。エネルギー白書2013にて、2012年7月太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス開始と記載があります。
太陽光の余剰電力買取制度(2009年~2012年)は固定価格買取制度の前身ですが、こちらと混同させようとしたのでしょうか?