古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(37)環境政策の原則や取組方法の考え方

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題37 環境政策の原則や取組方法の考え方に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 源流対策の原則とは,製品などの設計や製法に工夫を加え,汚染物質や廃棄物をそもそも作らないようにすることを優先すべきという考え方である。
② 協働原則とは,公共主体が政策を行う場合には,政策の企画,立案,実行の各段階において,政策に関連する民間の各主体の参加を得て行わなければならないという考え方である。
③ 補完性原則とは,環境施策の処理はできる限り広域的行政単位が担い,それになじまない事柄に限って,より基礎的な行政単位が処理すべきという考え方である。
④ 未然防止原則とは,環境の保全は,環境上の支障が生じてからではなく,科学的知見に基づき,支障の発生を未然に防ぐことを旨として行われなければならないという考え方である。
⑤ 予防的な取組方法とは,環境問題について科学的に不確実であることをもって対策を遅らせる理由とはせず,科学的知見の充実に努めつつ,予防的な対策を講じるという考え方である。
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技術士会の正答は、③でした。③と回答しました。
①②④⑤ 適切です。記載のとおりですね。
③ 補完性原則は調べてませんでした。補完性原則は、基礎的な行政単位で処理できる事柄はその行政単位に任せ、そうでない事に限って、より広域な行政単位が処理するという考え方。ですので、不適切ですね。